2012/11/06

リヒテンシュタイン展へ

うす曇の昨日・・・

ヒデキの帰りが遅くなるということが分かり、
「それじゃ、芸術の秋日和だわ!」と(笑)

気になっていた国立新美術館での
『リヒテンシュタイン 華麗なる公爵家の秘宝』展に
行って参りました

(展覧会内画像は、朝日新聞特集記事よりお借りしました。)

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白いアーチと柱が幾重にも重なる展覧会の入り口で、

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真っ先に出迎えてくれたヴィーナス

もう、それだけでテンションが上がります(笑)

ですが・・・
そんなもんじゃあございませんでした


なんとまあ、賑々しいバロックサロン

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一歩足を踏み入れたとたんに、その足元より背中にかけて
しびれるような電流が走り、脳みそに達した段階で、
きーーーーーんです(笑)

これでもかっ!というほどのきらびやかな装飾を施した
豪壮、華麗なバロックの絵画、天井画、家具、調度品が
一室に集結されている様は、見事!というしかなく・・・

ただただ口をあんぐりと開けて(笑)

しばし、呆然ときょろきょろ&凝視を繰り返していました。

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そして、これまた圧巻の・・・

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ルーベンスコレクションズ

もちろん、素晴らしい!のですが、

バロックサロンの後には、
大きさで圧倒する、ルーベンス工房団による
荘厳な絵画も観なれてきて(笑)

煙水晶を加工して制作されたという・・・

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葉文様入り蓋付壷(ディオニシオ・ミゼローニ)の
凝った細工の素晴らしさに見惚れたり、

やはり水晶のゴブレット

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繊細な装飾やエレガントな形にうっとり。。。しました。

絵画も、心に印象深く残るものも数点ありましたが、

イアサント・リゴーによる最良の肖像画と云われている

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金羊毛騎士団の正装をしたヨーゼフ・ヴェンツェル候の
気品あるお顔立ち、そして、この流れるような
美しい衣装の布地は、忘れがたく・・・

この時代の布地の色、質感って実際にはどのようだったのだろう?と
思わせるような見事な布地描写の絵は、

何度観ても、やはり美しい。と感じ・・・

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特に深い赤やグリーン、ブルーなどの高貴な色は、

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人物の白い肌をより際立たせ、
ため息が出るほどに、本当に綺麗でした。

そして、会場の最後でひときわ人気を集めていたのが・・・

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リヒテンシュタイン候女2歳の愛らしい寝顔。

この絵を見て、微笑まない人はいないのではないか?と
思うほど、心から癒される穢れの無い、無垢な寝顔。

こちらは、身近な人々や日常を親しみやすく描いた
ビーダーマイヤー様式の作品です。

荘厳華麗なバロックに驚愕し、圧倒され・・・(笑)
もっともっと。という人間の飽くなき追求や
夢を追う姿、作品を観てきて、

最後に、

地上の幸せは、なんでもないありふれた日常の中にある。
そして、やましさの無い心。

そんなビーダーマイヤー詩人のメッセージと共に、

この一連のバロック展覧会がビーダーマイヤー作品を
締めくくりとして完結を迎えているのが、
なんとも心地よく・・・

ほっとしたような気持ちになりました


展覧会の最後に・・・

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今回は、絶対買い!の図録と(笑)

ルーベンスの娘、クララをイメージした香水を
記念に購入しました。

この絵は、ルーベンス一人の絵筆によるもので、
見ていると溢れる深い愛情を感じる素晴らしい絵でした。

香水は、薔薇をベースとした愛と知性溢れる香りに、
バロック時代を想起させるジャスミンやスズラン、
ユリの香りを加えたもの。

確かに、それぞれの香りが感じられ、

どこかで出会ったことがあるような・・・
それとも初めてのような、

すっきりとしているけれど、エレガントな
魅力的な香りです。

時々、香りを嗅ぎながら・・・
図録を開いては、この日の展覧会のことを
思い出そうと思っています。


と、こんな具合に、

ヨーロッパのような曇り空の秋の日に、
芸術の午後のひと時を過ごした昨日でした


そして、その後向かったのは?

バロック展覧会のお洒落と共に、続きはまた明日~


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